【FF15】タイタン後のあらすじ その2【完全ネタバレ】

えっと、こちらから見る方はいないと思いますが(^_^;) 一応。

FF15】最終回 初見と一緒に楽しみませんか?#22「タイタンは気分屋」

の記事を読んでない方はそちらを先に読むことをお勧めします。

そしてもちろん「タイタン後のあらすじ その1」を先に読むこともお勧めします。

sir-tk.hatenablog.com


完全ネタバレで書いていくので

それでもいいよという方のみご覧ください。



よろしいでしょうか?

↓↓↓ これよりネタバレ ↓↓↓






では始めます。

ここからはセリフも多く取り上げたので

かなり長くなっています。読むのが大変だと思いますので

インデント(字下げ)されているところは読み飛ばしても(おそらく)大丈夫です。

ここまでくるともはや「あらすじ」ではありませんが…(^_^;)


Chapter10 王たるもの

列車でニフルハイムの帝都に 
    いまだショックを引きずっているノクト。一人で車窓からの景色を眺めている。
    通路を挟んで反対側にはプロンプトとイグニスが。そしてその背後にグラディオが座る。なぜグラディオだけ離れているのか。

    プロンプト「この列車、テネブラエにも寄るんだよね?」
    イグニス「その前にカルタナティカの駅に降りる」
    プ「ほんとに寄れるの?」
    イ「傷は落ち着いた。視力だっていずれ…」
    グラディオがノクトのところに。
    「お前何様だよ」

    「テネブラエには寄らねえぞ」

    グラディオは怒っていた。
    「いい加減切り替えらんねえのか」
    ノ「切り替えたから乗ってんだろうが!」

    ノクトの胸ぐらをつかみ
    グ「切り替えたやつが、今一番大変なあいつに、声の一つもかけらんねえのか!」

    グ「指輪はどうした?大事に持って歩くだけか?
      命と引き換えに届けられたもんを、眺めているだけで責任が果たせるのか!」
    ノ「んなことわかってるんだよ!」
    グ「わかってねえ!イグニスは何のために傷を負った!」
    イグニス「やめろグラディオ!」
    グ「どこの世界にこんな情けねえ王様がいる」
    ノ「てめえ!」
    プロンプト「やめなよ・・・」

    止めようとするプロンプトを片手で吹っ飛ばすグラディオ。
    ノ「全部わかってんだよ全部!!」
    グ「だったら腹くくれ!!この大馬鹿野郎!!」

    列車内に響く怒号
    一人歩きだすノクト。
    プ「ノクト」 グ「ほっとけ!」

    離れたところに座るノクト。
    指輪を取り出すも、力を感じてはめることすらできない。(おそらく重圧だと思うけど)

    ここからは微妙な空気のまま旅が進む。

カルタナティカの駅 
    どこかにあるという王の墓を探す
        サブクエストもいくつか発生。
    近くの鉱山にあるという情報を得る。

鉱山の王の墓へ   
    イグニスは完全に見えないようで、杖を突きつつ進む。
        かなり遅いうえに、バトルでもほぼ役に立たない。
    ノクトが速く進もうとするとグラディオやプロンプトに怒られてしまう。
    「おい『王様』、後ろの速さに気を配れよ」
        プレイしていて本当に悲しくて苦痛だった。

    途中でキャンプをしても冷えた缶詰かカップラーメンしか食えない。
        もしカップラーメンを買ってなかったらおそらく缶詰だけだろう。

    イグニスを気遣いつつ、こういう時に限っていろいろ歩かされる仕掛けを解き
    何とか王の墓の近くに。

意思の確認 
    グ「おい、このまま行って王の墓に入れんのか」
     「顔向けが出来んのか?歴代の王に・・いやそもそも

      おまえ、旅を続けられんのか」

    【やめたい】【続けたい】の選択肢。

    もちろん続けたいを選択。

    ノ「続けるよ。俺が何を言ったって続けなきゃなんねーんだろ「王様」は!」
    グ「ああその通りだ。だがな
      わかってんなら ちったぁしっかりしろ!

    また本気で怒られるノクト。(・・・かなりイグニスに気を使ってたのに…)

    ここで前タイタンの時にもついた「改心」ステータスがノクトにつく。いや改心て。

王の墓到着 
    王の墓の前にはボス「モルボル」が待っていた。
    攻撃が効かず、「臭い息」に苦しめられる。(実際はダメージは入っている)
    危ないところでイグニスが妙案を思いつく。
    口の中にファイア?を投げ込みようやく倒す。

    助かったぜイグニス、ほんと助かったよイグニス!
    グ「まったく王様は言葉もねえのか」
    ノ「ほんとにうるせーな」

    深い溝は埋められない。

武器を入手 
    イ「待ってくれ!」
    突如みんなを止めるイグニス。
    イ「もういいだろう。揉めるやり取りだけが聞こえてくるのは嫌なものだ」

    イ「目についてだが…やはり見えない。よくなる兆しもない。
      だがその上で・・・俺は旅を続けたい。これまでと同じように」

    グ「悪いが俺は反対だ。何度も言うが戦いの中では命にかかわる」
    プ「でもそれは俺たちが」
    グ「面倒みらんねえって話じゃねえよ」
    プ「…なら決めるのはイグニスだろ!」
    グ「つって精神論じゃ片づけらんねえぞ!」

    ついにプロンプトとグラディオまで言い争いを始めてしまう。

    イ「わかってる!!」

    イ「俺に合わせろなんて言わない。追いつけないならその時は自分で諦める」
    グ「…どうなんだ王様は?」

    イ「ノクト…王とは・・・絶対に立ち止まってはならないものだ。
      どんなに犠牲が出ようとも前に進まなければならない。
      グラディオ、いまノクトに必要なのはそれを考える時間だ」
    何かを言いたい顔でグラディオを見るプロンプト。

    グ「…わかったよ。だが危険なことには変わりねえ。気緩めんなよ」

    ようやくグラディオの怒りも少し収まったようで、パーティにいい空気が戻り始めた。

列車に戻る 
    グラディオもまだ少し皮肉を言いつつも、ノクトと冗談を言い合えるようになってきた。
    列車に乗り込む四人を遠目に見るアーデン。なぜかチョコボのテーマを鼻歌で。


Chapter 11 罠

ルナフレーナの故郷テネブラエを目指す  
    列車内でノクトとイグニスが話す。
    目が見えなくなる直前に、アーデンが神殿のほうに向かうのが見えたと。
    ここ数日、夜が長くなっているのも気にかかると。
    このままいけば一日中、夜・・・

    そんな話をしている乗客がいたので、グラディオに頼んで探してもらっていたようだ。
    その人を見つけて待たせているのでと、グラディオとイグニスは行ってしまう。

    入れ替わりでプロンプトがノクトのところに息を切らせてくる。
    「おっと!いたノクト」
        なぜ列車内で探していたのか。ばらばらに乗っていた?

    「すごくないこの景色?」
    外を見ると一面雪景色で、山には深い霧がかかっている。霧というより吹雪いているのか。

    ふと車内に目を戻すと、なぜか時が止まっていた。

時が止まった車内で 
    なぜか動けるアーデンが出てきて、話しかけてきた
    「雪雲かなー?なんかちょっとコワくない?」

    近づくと「殴る」というコマンドが出る。

    「うわ!何、突然?
     落ち着いてよ、びっくりした」

    今度は剣で攻撃するノクト。

    「なんで?それ本気?」

    逃げるアーデン。追いかけるノクト。(このあたりでなんとなく察する)

    「うそだろ?顔怖いよノクト。
     冗談だよね、もうやめようよ」

    姿と声はアーデンだが・・・

    「ふざけるのはもうナシ!」
    「冗談なんかじゃねーよ!」
    「もう!ほんとに俺を殺す気なの?」
    「当たり前だろ!!!」

    ついに追い詰めるノクト。

    「何が目的だ、ずっとうろうろしやがって。てめーのせいで」
    「どういう意味、それ
     俺のせいだって本気で言ってんの?」

    「違うってのか!」
    「だって俺に何の得があるっていうんだよぅ」
    「知るか!」
    「待ってよ、ほんとに、頼むからちょっと話を」
    「黙れ」

    急に列車が止まった。つまり時は動き出した。

帝国兵が襲ってくる 
    「大丈夫?ノクト」
    プロンプトが助けに来てくれた。アーデンの姿はもうない。
    「アーデンは?」
    「アーデンって?・・・じゃあ列車が止まったのもそのせいなのかな?」

    機関室に向かったというグラディオたちと合流するために二人で急ぐ。
    乗客が逃げ惑うなか、帝国兵がガラスを突き破り車内へ入ってくる。
    仕方ないので外に出て戦うノクトたち。

列車を守れ 
    列車を守りつつ帝国兵を倒していく。
    ようやく蹴散らして列車は無事出発。

プロンプトとの別れ 
    列車の屋根に戻るとそこにはプロンプトとアーデンが。
    アーデンがプロンプトに銃を向けている。

    プロンプトを守るためにアーデンに剣を振るう。
    驚くアーデン。
    銃を落とし、そのまま列車から落ちてしまう。

    落ちる寸前、その姿はプロンプトに戻った。

    後ろからスッと現れるアーデン。

    「ねえ、いつからだったと思う?」

    そのまま気絶させられてしまうノクト。


Chapter 12 かたむく世界

    列車の屋根で意識を取り戻すノクト。
    急いでイグニスに電話をかける
    「列車止められねーか!?プロンプトが落ちた!
     アーデン、いや俺が落とした」
     どこかわかんねえ、結構 前」
    「ノクト落ち着け、状況は分かった。他の乗客もいるから列車は止められない。
     宰相がいたのなら連れて行かれた可能性もある。そうでなくても連絡があるかもしれない」

    とりあえず合流しようとするが今度はシガイが襲ってくる。
    蹴散らしても数が増えてきて、ついに列車が囲まれるほどに。
    もう終わりかと思ったときになぜか水神リヴァイアサン登場。
    敵を丸ごと片づけてくれた。

テネブラエに到着    
    無事グラディオたちと合流し、列車はテネブラエに到着した。
    テネブラエは帝国、いやシガイに襲われて壊滅していた。
    そこではアラネアが待っていた。
    「アラネア…これはお前たちの仕業かよ」
    「知りたきゃ見てけば?」

    ア「あんたその目は?」
    イ「ああちょっとけがをした」
    「見えてないの?」
    「視力はほとんどない」
    「戦いで…か。大変だったね」

    イグニスを気遣うアラネア。悪い人ではないみたいだ。

    ア「そういえばもう一人いたよね?」
    ノ「ああちょっと・・・事故があってな」
    「死んだの?」
    「わかんねーよ!」
    「ならそんな顔まだ早い。しっかりしなよ、先があんでしょ?」

    グ「ここを襲ったのはあんたらか」
    ア「帝国軍・・・に属するシガイってとこ?」
    「あんたも帝国軍だったよな」
    「昨日退役したよ。今は元傭兵部隊を連れて救援活動中」

    そのまんま、いい人になっていた。

    この先、乗客もつれて列車で旅するのは危ないから
    ここで面倒見てくれるよう頼み、さらに運転手もビッグスとウェッジに頼むことになった。

    帝都はシガイだらけ、クリスタルは放っておかれるしめちゃくちゃらしい。
    「将軍は処刑。皇帝は病に伏せってそのあとは宰相が好き勝手」
    「まだ命令の入ってない魔導兵やウチでとらえてたシガイが野放し」
    「シガイが増えたでしょ?帝都からあふれてるの」

    とにかく帝国もめちゃくちゃのよう。

ルナフレーナのお付きと話す 
    あの青い花が咲き乱れている。
    そこに一人の老女が待っていた。
    どうやらルーナのお付きで、ノクトのことも知っているらしい。
    「光耀の指輪をお返しできましたでしょうか?」
    「ああ!何よりでございます。これでレイヴス様も報われましょう」

回想ー   
    おそらく例のアコルド官邸。ルーナと兄の帝国将軍レイヴス。
    「この指輪をノクティス様に渡してください…
     体が思うように動かないのです」

    だいぶ弱っている様子のルナフレーナ。なぜ?

    「それを受け取ることは出来ない。お前が自分で渡すんだ」
    泣きだすルーナ。
    「指輪を渡し、王に自覚をさせるまでがお前の使命だ。倒れてはならない」
    「でももう・・私の力は・・」

    ルーナの両手を握り
    「果たせ、ルナフレーナ!ひとりの人間としてノクティスに会い
     お前の想いと覚悟を伝えろ」
    泣き崩れるルーナ。

再び老婆と 
    「ノクティス様、レイヴス様はレギス陛下の剣をノクティス様にお渡ししたいと願っておられました」
    「再会は難しいかもしれませんが・・・」
    「受け取るよ、絶対」

    「レイヴス様のお話では、プライナ(もう一匹の白い犬)もあの場で命を落としたそうです。
     きっと最期までルナフレーナ様のおそばにいたかったのでしょうね…
     かたわれを失ってアンブラもさみしがっているでしょう」

アラネアと話す   
    「研究者たちに流れてた噂だけど、クリスタルと関係あるのはむしろシガイ。
     宰相が皇帝にあれを奪わせたのは、シガイや魔導兵に都合悪いからじゃないか」
    「クリスタルがシガイに効いても別に不思議じゃないよ。
     帝国が持っていても仕方ないからね。使える人間が持ち帰るべきでしょ」

一人の少女が話しかけてくる
    「ノクティス様。ルナフレーナ様と結婚するの嫌だった?」
    「ルナフレーナ様はすごく喜んでたよ!ドレスが届いたときもニコニコして
     ノクティス様のこと、大好きだったよ!」
    「そう・・・か、ありがとな」
    子供には温かい笑顔を見せるノクト。

回想ー ルーナとゲンティアナ  
    ゲ「かつてレギスは聖石に選ばれたノクティスの運命を憂いていた。
      その顔はテネブラエに来て変化した。
      レギスも、寂しげだったノクティスも。」
     「神凪としてではない、大きな力があなたにはある」
    ル「私は神凪である以外に、特別な力など持ってはいません。ただ
      本当は婚約のお話をとても嬉しく思いました。
      ノクティス様にもう一度お会いできるかもしれない」

再び少女    
    「ルナフレーナ様、ごめいわくかもって言ってたの。そんなことないよね?」
    「ああ、ないよ」

    穏やかにうなずくノクト。
    「ノクティス様がかっこいいお兄さんでよかった」

列車に戻る 
    一人の老人が話す
    「ジールの花が一面に咲いていた庭もすっかり焼けてしまいました。
     ルナフレーナ様が自らお世話もされて綺麗な花畑だったんですけどね」

    イ「あの宰相は何がしたいんだ」
    グ「考えると嫌がらせでしかねえ。邪魔っていう邪魔もしねえ。
      プロンプトも多分生きてんだろうよ。ただ無事かどうかだな」
    グ「だいぶ兄貴も苦しい立場だったみてえだな」
    イ「しっかり話が出来なかったのが悔やまれる。
      陛下の剣は帝国にあるのだろうか」
    グ「持ち歩いていたやつが処刑されてるからな。宰相が絡んでなきゃいいが。
      しかしこれでフルーレ家(ルーナの家)は絶えちまったってことか」

帝国へ   
    アラネアに別れを告げ、また列車で旅立つ。
    途中であまりの吹雪に止まってしまう。
    氷神シヴァのせいらしい。

    当たり前のように出てきたシガイを倒し列車内に戻ると、
    またアーデン。

    車内に吹雪が吹き荒れる中平然と立っている。
    「てめえ・・・プロンプトは」
    「また会ったね。彼らとはここでお別れかな」
    床に倒れているイグニスとグラディオ。

    体が凍るほどの吹雪に膝をついてしまうノクト。
    吹雪の向こうに女性の影を認める。

    振り返ったアーデンが驚く。
    それはゲンティアナだった。

    ア「殺された時もそんな綺麗な顔だったね」

    言い終わる前に(静かにね)といわんばかりに人差し指を唇から伸ばし
    アーデンの鼻にちょこんと触るゲンティアナ。
    一瞬で凍り付いてしまうアーデン。

    もはやその正体は言わずもがな。

    ゲ「今こそ果たすとき。神凪との古き約束を」

    そういうと真っ白に変化していき、シヴァの姿に。

    ノ「ゲンティアナ…あんたが」

    体は真っ白とはいえあまりにもエロい。

    シ「かつて私は人は星に必要なきものと考えていた。
      イフリートは私とは違い、人を信じ火を与え、ともに繁栄の道を選んだ」
     「私はそんな彼に惹かれ、愛し合うようになった。
      私は彼が信じる人を、信じることにした」

    シ「だが、人の文明ソルハイムは高みに達しおごった人は神を排斥しようとした。
      恩を忘れた人の行為はイフリートの逆鱗にふれ、
      彼は人もろとも世界を焼き尽くそうとした」
     「私は彼と戦わねばならなかった。星と彼が信じた『人』を守るために」

    シ「この魔大戦と呼ばれし戦いにより、ソルハイムは滅び星は傷つき
      疲弊した神々は長き眠りについた。
      これが選ばれし王に託せし星の物語」

    シ「魔大戦の後、神々が長き眠りにつきし間、
      イフリートは何者かによりシガイにされてしまった。
      眠りから覚めた私は彼を解放しようとするも、帝国に砕かれ力を失った」
     「今や帝国はシガイとともにあり六神も世界も闇に覆われようとしている」

    シ「もはや私たちだけではイフリートはもとより星を救うこともかなわない」

    シ「選ばれし王ノクティスが誕生し、私は神凪であるルナフレーナに会った。
      彼女はあなたと共に星に光を取り戻すと約束した。
      彼女の温かく、力強く人を愛する心に触れ、私は再び人を信じようと思った」

回想ー   
    一面のジールの花畑にルナフレーナとレイヴスがいる。
    レ「ルナフレーナ、もう諦めろ。ノクティスは王にはなれない」
    ル「どうしてそんなことを言うのです。ほかに道などありません」
    レ「これ以上はお前が命を落とすぞ!」
    ル「わかってます!」

    ル「後悔はないんです。ただ・・・すぐ近くで声を聞きたかった」
     「昔みたいに笑ってその手に触れて、
      一緒に生きていきたかった」

    ゲンティアナ「泣かないでルナフレーナ」
    ル「ごめんなさい、今だけ 今だけは」
    ゲ「それほどまでにノクティスのことを」
    ル「他の人と何も変わりません。ただ大切な人のそばにいたい。
      それすら叶わないなんて・・・」
    ゲ「あなたの深い愛は何があっても消えることなく
      必ずやノクティスに届きましょう。
      星のため、いえあなたのために私は
      必ずノクティスの力になりましょう」
    ル「ありがとうゲンティアナ」

列車内に戻る  
    シヴァ「想いは伝えた…そして全てを託す」

    剣を取り出し与える。

    シ「選ばれし王ノクティス、世界に光を」

    ノクトの脳裏にルーナの姿が一気に蘇る。
    ル「さよなら ノクティス様…」

    「なんだよ・・・やっぱ辛かったのかよ・・・」

    「ルーナ…今まで聞いてやれなくてゴメン
     話したいことがいっぱいあるのに、なんでだよ…」

    そこに光り輝く花びらが一片ひらひらと
    見上げるとルナフレーナの姿が。

    ただただ微笑むルナフレーナ。
    ノクトが抱きつこうとした瞬間、消えてしまった。

    「ルーナ・・おれ必ずやるよ。約束する」

    涙をぬぐい決意するノクトだった。

シヴァが去り  
    まだ残っている氷漬けのアーデン。
    「笑ってんじゃねーよ!」
    一瞬で破壊した。

    床に倒れているイグニスとグラディオに声をかけると無事だった。
    他の様子も見てくると二人が行ってしまい、自分も行こうとすると

    後ろから何事もなかったかのように現れるアーデン。

    「もうそろそろ、ノクトって呼んでもいいかな」

    ア「久しぶりに死ぬかと思ったよ。やっぱり神様の力は強いな。
      でも俺も強いんだよね。死にたくたって死ねないっていうか」
     「にしても粉々にするとはな・・・痛かったよ」

    凄むアーデン。ひるむノクト。

    ア「いいもの見せてあげるよ。これなんだ?」

    銃を向けるアーデン。

    ア「あ、「誰のだ?」って聞くべきだったな。見覚えあるよね、はい」
     「なんちゃって、君にはあげないよ」
    ノ「どこにいる!」
    ア「誰が?…ふん」
     「…プロンプト君ね、この先。帝都グラレア、わかる?うちの帝都。
      そこまでくればさ、会えるんじゃない?」
     「ルシスのクリスタルもそこだ」
     「あれはシガイに効くんだ。取り戻したらどう?」

    そういいながらノクトとすれ違いざま、何かをカチっとしたアーデン。
    何かのスイッチのような?

    ア「じゃ気を付けて。お友達が待ってる」


Chapter 13 奪還

帝都グラレア  
    到着する直前に、またシガイが襲ってきた。
    応戦しようとするもなぜか剣が出せなくなっていた。

    アーデンによって武器召喚の力を封じられた。

    逃げるだけのノクトたち。
    貨物室に乗せてあったレガリアに乗り込み、一気に脱出する。

    激しく逃げたおかげでレガリアはついに大破したが無事逃げられた。

仲間と別れる  
    そのまま進もうとすると事故により仲間と分かれてしまう。
    ノクト側(難易度普通)かイグニス・グラディオ側(難易度低)かを選んで進む。

    私はノクト側を選んだ。

    攻撃手段がないためひたすら逃げるしかない。

    建物内に入り、このままだとどうしようもないと悟り
    ついに指輪を取り出す。

    かなり苦しみながらようやく指にはめるノクト。

    ここからは指輪の力により「リング魔法」が使える。

    リング魔法
        デス      敵を倒すとHPを回復できる
        ホーリー    攻撃回避時に聖属性ダメージを与える。ジャストだとダメージアップ
        オルタナ    全てのMPを消費し、周辺の敵を消し去る       

    これらを使い、まるで某バイオのように、そして某スネークのように
    建物内を進んでいくノクト。
    このどこかにプロンプトはいるらしい。

レイヴスとの再会    
    アーデンにいいように遊ばれ、エレベーターで昇ったと思ったら
    地下まで落とされたり。
    その先にレイヴスが倒れていた。

    処刑されたレイヴス。傍らにはレギス王のものという剣がある。

    ここにはレイヴスのルナフレーナにあてた手紙が散乱してた。
    ルーナの身を案じていた様子がうかがえる。

    「ノクトが王足れば剣を渡すつもりだが
     雷神の力を受けてもその様子は見られないから剣はやれない。」

    ここからは「父王の剣」を使うことができる。

仲間との再会  
    この調子で中を進んでいくと、ついにイグニスたちと合流できる。
    さらに進むとようやくプロンプトを見つけられた。

    「ノクト・・・ありがとう」
    「ねえ、ちょっとは心配してくれた?」

    「そりゃするだろ」
    「だから来てくれたんだよね。俺もそう信じてた」

    プ「もう一回会って、俺はもう偽物じゃない。
      安心してって言うまで死ねないって。大丈夫、気にしてないよ」

プロンプトの告白    
    途中でプロンプトは自分がニフルハイム人(帝国)であることを明かす。

    プ「みんなを仲間だって、友人だって信じてきたから
      この先もずっとみんなと一緒に!」
    ノ「別に生まれなんてどこでもいいし」
    イ「これから俺たちを裏切る、と言われる方が信じられない」
    プ「ありがとう・・・ただ過去は変わらない・・・一生ついて回る」
    ノ「まあそーいうのお前が一番気にしてねーけどな」
    プ「え?」
    ノ「もとから俺のことを王子扱いもしねーし」
    グ「まあ確かに(笑)」
    イ「王子相手には見えないな(笑)」
    ノ「わかったら行くぞ!ルシスの一般市民」

力を取り戻す  
    制御装置を止めると、ようやくノクトに力が戻った。
    そのまま進んでいくと、

    「指輪を我に・・・」

    シガイが話しかけてきた。

    イ「まさか、ここは皇帝の?」
    グ「だから指輪を狙ってると」

    皇帝はすでにシガイ化してた模様。

    皇帝イドラ「ニフルハイムが世界を統べる・・・
          クリスタルが、恵が、我が国を・・・」
         「我こそが、世界の、王に・・・」

レイヴスとまたもや再会   
    さらに進むと、シガイ化してしまったレイヴスが襲ってくる。
    何とか倒すもさらに無数のシガイが。

    このままではジリ貧と見たイグニスは
    ノクト一人でクリスタルのところに行くように指示。
    クリスタルの力ならこの状況を何とか打破できると。

    アーデン(アナウンス)「仲間を踏み台にして目的を達成する。
                王様らしい決断だよ、さあ急げー」

    この建物内で頻繁にあおってくるアーデンがここでも挑発してくる。

クリスタルの元へ    
    ようやくクリスタルへとたどり着いたノクト。

    「力を貸してくれ、シガイを・・・」

    ぐっと腕が吸い込まれてしまう。
    「何!?」
    ア「王様は違うな。やっぱり触れるんだ」

    ア「それはそれは大昔の話。
      特効薬のない流行病が蔓延した。元凶は寄生虫だった。
      その病に冒されたものは化け物とみなされ、殺された」
     
     「当時ルシスに一人の男がいた。
      自分の体に病を吸い取り、一人で病人たちを救っていた男が。
      が、まだクリスタルに選ばれていなかった王は
      その人々を救える唯一の男を殺してしまった」

    この間もノクトはクリスタルに取り込まれていく。

    ア「化け物呼ばわりしてな」

    ア「俺の名前さ、あれ本名だけど、正式名じゃなかったんだよね。
      アーデン・ルシス・チェラム。正式名。ああ、イズニアは誰の姓だったか」

    ア「ノクト、人間のお前を殺しても意味がないんだ。
      クリスタルの力を得て、真の王になってくれ」
     「クリスタルごと、その力ごと、王を葬り去るのが俺の望みなんだ」

    ついに飲み込まれてしまったノクト。
    外でアーデンの声がする。

    ア「早く帰ってくるんだよ。俺、みんなと遊んで待ってるから」

    ようやく追いついた仲間たち。

    アーデンを攻撃して倒すも、またスクっと立ち上がってしまう。
    そのままアーデンは去って行った。

クリスタル内部で    
    バハムート「力を求めよ」

    なぜかバハムートの声がする。

    バ「選ばれし王ノクティス。聖石の力を蓄え、真の王の力をえよ」
     「それが我、剣神バハムートの啓示」

    圧倒的な存在感のバハムート登場。    
    「シガイの元凶たる虫をとりこみ、星に害をなす力で不老不死となったアーデン。
     王家への復讐のためだけに智謀を巡らせ、ついに世界をも闇で覆った。
     聖石に選ばれ、歴代の王に守られたお前を討つまで、復讐は終わるまい」

    「不死となったアーデンを葬る唯一の力。
     歴代の王の「剣」と聖石の「魔法」、六神をも超越した力で全てを浄化する」

    「お前が玉座で命を捧ぐほか、この力を開放する術はない」

    「お前の命と引き換えに、力を解き放てばすべてが終わる」

    「人として生きる喜びを捨て、王の使命を全うするのだ」

    「さぁ、力を求めよ・・・真の王の力を・・・」

    体育座りのまま今までの全てを思い出すノクト。
    レガリアをみんなで押してハンマーヘッドについたこと。
    子供のころルーナとお話したこと。
    大人になったルナフレーナを見れたこと。そして別れ。
    父であるレギス王のこと。
    そしてアーデン・・・

    指輪に力が満ちていく。

    バ「力は満ちた。偽りの王が待つ祖国へ向かうがいい」

現実へ   
    目覚めたとき、そこはどこかの石牢だった。
    ひげが伸び放題。

    外に出ると目の前は海。
    そこにアンブラが手紙を咥えてきてくれた。
    「ハンマーヘッドで待ってる」


もう全然「あらすじ」ではなくなってますが・・・

続きが気になる方は「その3」へどうぞ。

次が最後です。