【フォーゴットン・アン】「選んだ結末」#11 をどうぞお楽しみください。
最終回です。
いや、正確に言うと次回が最終回ですが
今回で一応一つの結末を迎えます。
「その1」で通ってきた場所を逆に戻っていくところはなんか好きです。
RPGなどでもそうですが、生まれ育った最初の村に帰ってくるときとか
たまらなく好きなんですよね。
なんでしょう、自分はだいぶ成長して戻ってきたのに
村はあの時のまま、そのままの姿で迎えてくれる。
変化しないのに少し寂しくもあり、でもほっと安心する温かさがある。
これはきっと大学などで一人暮らしをして
たまに実家に戻ったときの感じと似ているのでしょうね…
今回の場合、むしろボンク師をとっちめよう、というのは言い過ぎですが
話を聞きたいとして戻ってきているわけですから
郷愁に浸ることはあまりないはずなのですが…それでもなんか好き。
今や完全に「悪」として認識しているボンク師ですが
塔に戻りプライベートな部分を垣間見るとそうでもないようですね?
少なくとも昔はアンのことを可愛がっていたようです。
10歳の誕生日にはウィングの試作品をプレゼントしたり
手紙まで書いてました。
どっちが彼の本当の顔なのでしょう。
徐々におかしくなっていったのでしょうか?
それとも・・・
今も別におかしくはなく、おかしいのはアン…とか?
RPGで言うところの中ボス。
ボンク師へと続く道の門番、目覚まし時計のティンクが出てきました。
アンがずっと愛用していた、いや可愛がっていたティンクだそう。
だけどボンク師に改造され、今はもう化け物のような姿になっていました。
ここ、選択肢を間違えても多分大丈夫なのですが、
最後だけ、ちょっと展開が変わります。
次回もう一つのほうをお見せしますね^^
さて、いよいよボンク師とのご対面です。
はっきり言って実在しない説もあるのではないか?と思ってました。
もしかしたら皆さんもそう思ってた方もいらっしゃるのでは?
オープニングで歩く姿は目撃しましたが、後は鏡からでしか見てませんからね。
かつて優しかったであろう姿はもうなく、アンにすら敵対しています。
聞く耳を持ってません。
イーサへの思いが強すぎて、ねじ曲がってしまったのでしょうか。
イーサゲートを起動してイーサに行ってしまうと
この世界が消えてしまう。
必死に止めようとしますが間に合いません。
しかしすんでのところでバルブマンが間に合いました。
これ、本当は他の仲間も来ているんですよね??
いよいよって時にまた管理者が出てきて究極の選択を迫ります。
「ボンクとイーサに帰るならば、ここでの経験はすべて忘れこの世界は消える」
「アルカを要石に返すならば、世界は元通りになりアンたちは水晶化する」
つまりこの世界を犠牲にして自分たちだけイーサ(現実)に帰るのか、
この世界を助けるために自分たちが犠牲になるのか。
どちらかを選べと。
酷な選択です。
これ、実際に言われたら普通はこの世界を見殺しにすると思います。
誰だって自分の身が可愛いし、どうせモノの世界じゃないか、と。
二つ目の選択ははっきり言ってヒーロー的というか
物語として理想的ではありますよね。でも現実的ではない。
なかなか自分を犠牲にして世界を救う選択はできないと思います。
でもだからこそ私は二つ目を選びました。
自分には厳しくてできなかっただろうけど、理想の選択を。
さて、一応これで物語は終わりですが、
やはりもう一つの結末が気になると思います。
なので次回は先ほどのティンクのもう一つの選択を含め、
アナザーストーリーをお届けしようと思います。
果たしてそちらはどんな結末になったでしょうか。お楽しみに。ノクタン!
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