【漆黒たる前奏曲】＃6「あなたもいつか救ってみせる」をどうぞお楽しみください。
いよいよラスボスの真の姿の登場です。
ネタバレ注意です。
ドラキュラと言えば真の姿。真の力を発揮してからが本番ですよね。
人型の時はほぼ頭にしか当たらず、瞬間移動を繰り返してヘルファイアなど
そういう攻撃が多いけど、変身してからは多種多様というイメージがあります。
このゲームでは人型の時も割と広めに移動してましたが
変身してからも同じように一見ランダムな場所に瞬間移動してました。
よく見ていると同じ場所に出ているんですけどね^^;
結局のところパターンは一緒。
瞬間移動して出てきたら8方向に弾を飛ばすだけ。
シンプルながらも厄介な攻撃です。
でも逆にいえばパターンを完全に覚えてしまえばなんてことないとも言えそうで・・・
その辺が「ヌル魔城」と呼ばれる所以でしょうか^^;
（どうやら一部でそう呼ばれてたみたいです）
バーニングモードもありますし、基本的にボスは簡単に倒せて
道中は長いけど敵のパターンはほぼ一定、ステージギミックも難しくはない、とくると
初代から楽しんでいる猛者からしたら相当楽ですよね^^;
逆にいうと私のようなライトユーザーにはちょうどいい（それでも難しかったけど^^;）
難易度で楽しめるゲームなのかもしれません。
特に月下から入ったけど昔のドラキュラも楽しんでみたい、という方には
入門編としてちょうどいいのかな？と。
ただやはりゲームボーイ版ということでグラフィックなどはどうしても簡素になってしまいますね。
真の力を発揮したドラキュラは、おそらく背景の翼を広げた姿が本体だと思いますが
実際に動くのは顔だけ。
なのでただ獣の顔が消えたり出たりしてるだけに見えてしまうのです^^;
後ろのあれは体ではなくただの背景だと…
まあそれはそれである意味恐怖感というか
ドラキュラの恐ろしい能力の一つ、とも捉えられますけども
なんていうか…シュールです^^;
・・・とか色々言いましたが、本当に背景の可能性もあるので
その辺は気にしなくていいのでしょうね。
私も実際はそんなに気にしてませんし（笑）
「あなたをいつか救える日が来るまで」
こんな一言を言えるソニアって凄く強い女性ですよね。
「滅びよ」とか「闇に帰れ」とかそういうことを言いがちですが
あなたも救うと。闇すらも救済すると。
凄いですよねぇ。
昔『孔雀王』という漫画がありまして、ネタバレになってしまって申し訳ないけど
似たような展開がありました。
闇を滅ぼそうと強い光の戦士たちが集まりますが、結局難しくて
真の救済は闇をも救うこと、包み込むような優しさだったのです。
あれにはいたく感銘を受けましたねぇ。
実際は難しいですけどね^^;
でも悪者を退治してこれで平和になったぞ！という安易な方法だけが正しいとは限らないと
そんなことを考えてしまいますねぇ。
あいつ不倫してた。許せない！とかあのラーメン屋が生意気だ、つぶれればいいのに！とか
あの人がこんな悪いことしてた、あの店がこんなひどいことしてた、
あの人嫌い、この人許せない。だから批判しよう、排除しようという世の中になってきてますが
嫌いだけど、じゃあどうすればその人も救えるのか。
そんなことまで考えられる世の中の方が素敵なんだろうな、と妄想してしまいます。
・・・さっきも言ったけど実際は難しいけどね^^;
悪の象徴であるドラキュラにそう言ってのけたソニアの
強さを改めて感じました。
さて、関係ない話に脱線しましたけども（笑）
これはまだ完全なエンディングではないので
次回は二周目、収集アイテムを全部取ってクリアしてみたいと思います。
どうやらそれが条件らしいので^^
場所は調べてませんが、基本的に行けるところ全てに行けば取れるようです。
確かに気になる場所がいくつかありましたもんね。
ほぼカットになるのでおそらく次回がラストになると思います。
今回と同じようにネタバレ注意ですがよければお楽しみに。ノクタン！
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